今回は、私自身も久しぶりのリングオアシスを使ったテーブルリースのレッスンでした。バンダというオレンジの蘭を主役にして、秋の花材も取り入れたシックな大人色のリース。薄いオレンジに赤紫色のデンファレをあわせるという発想が私にはないよなぁと、絶妙な色合わせにひたすら関心してしまいました。
＜花材＞
バンダ
デンファレ（レッドブル）
秋色アジサイ
クレマチス
ビバーナム コンパクター
栗（サレヤロマン）
ヒューケラ
バンダは１輪ずつ、水を入れた小さなホルダーに挿して、そのホルダーをオアシスに挿しました。結構な太さなのでびっくりしたのですが、ちゃんと挿せました。さすがに穴が大きいので、こちらは挿しなおし禁止。
最初にバンダの位置を決め、あとは自由に挿していきました。オアシスは花材をどんな風に配置するかを考えるのが楽しいです。花材を固めてみたり散らしてみたり、隣り合う花材同士の色も考えつつ挿しました。栗とビバーナムは秋の実ものなので私としてはやっぱり近くがしっくり。
秋色アジサイはグリーンに縁が紫がかっていてとても綺麗でした。綺麗な紫のところは、上から見てよく見える位置にくるように、グリーンの栗の隣にも、紫の色が綺麗なアジサイを挿しました。
隙間を埋めるのはアジサイとデンファレだったのですが、このデンファレの扱いが結構難しくて苦戦しました。デンファレは茎に対して花の向きが色々なのと、茎から花までの高さが結構あるので、思い通りの位置に花顔を持ってくるのが難しいのです。先生が花を低く挿す技を教えてくださいました。